「パン屋の店主」 L.i.C

あるところに、おいしいと評判のパン屋さんがありました。
ある日、そのパン屋さんにぼろぼろの服をまとった人が訪ねてきて、パンを注文しました。
店の従業員は、パンを包んだものの、渡すのをためらっていました。

するとそこに、店主が走ってやってきて、パンを丁寧に包み、直接手渡しました。
その客はぼろぼろの紙幣を取り出してパン代を払いましたが、店主は丁寧にそれを受け取り、
「お店を訪ねて来てくださってありがとうございます」と深く頭を下げました。
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