「絶望の中で変えられた」 L.i.C.

第二次大戦において、ナチス・ドイツはイギリスとアメリカを敵として戦っていました。

ユルゲン・モルトマン青年も17歳の時に軍に徴集され、前線に出て行きましたが、捕虜となり、イギリスの捕虜収容所での生活を余儀なくされました。そして、ついに戦争は終わりました。
収容所にいた彼は、ドイツの至る所が破壊され、モルトマンの故郷ハンブルグも爆撃で町が燃え、家族ばかりか親族も、皆死んでしまったと言うことを聞きました。

国もなくなり、故郷もなくなり、皆死んでしまって、彼にはこの世で生きていく希望がなくなり、自殺しようと思っていました。
そんな時、その収容所にいたチャルレイン牧師が聖書を一冊くれたのです。 “「絶望の中で変えられた」 L.i.C.” の続きを読む