「霊の飢え渇きをともなう断食」 万代栄嗣 (福音センターグループ主任牧師)

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聖書:ヨエル書 2:12~20(新改訳2017)


12 「しかし、今でも──のことば──心のすべてをもって、断食と涙と嘆きをもって、わたしのもとに帰れ。」

13 衣ではなく、あなたがたの心を引き裂け。あなたがたの神、に立ち返れ。主は情け深く、あわれみ深い。怒るのに遅く、恵み豊かで、わざわいを思い直してくださる。

14 もしかすると、主が思い直してあわれみ、祝福を後に残しておいてくださるかもしれない。あなたがたの神、への穀物と注ぎのささげ物を。

15 シオンで角笛を吹き鳴らせ。断食を布告し、きよめの集会を召集せよ。

16 民を集め、会衆を聖別せよ。老人たちを呼び集め、幼子と乳飲み子たちを集めよ。花婿を寝室から、花嫁を自分の部屋から呼び出せ。

17 神殿の玄関と祭壇の間で、に仕える祭司たちは泣いてこう言え。「よ、あなたの民にあわれみをかけてください。あなたのゆずりの地を、国々のそしりの的、物笑いの種としないでください。諸国の民の間で、『彼らの神はどこにいるのか』と言わせておいてよいのでしょうか。」

18 はご自分の地をねたむほど愛し、ご自分の民を深くあわれまれた。

19 は民に答えられた。「今、わたしは穀物と新しいぶどう酒と油をあなたがたに送る。あなたがたはそれで満ち足りる。わたしは二度とあなたがたを、国々の間でそしりの的としない。

20 わたしは、北から来るものをあなたがたから遠ざけ、それを荒廃した砂漠の地へ追いやる。その前衛を東の海に、その後衛を西の海に。その悪臭は立ち上り、その腐った臭いは立ちこめる。主が大いなることを行ったからだ。」