「遠慮は無用」 匂坂太一(ニューホープ横浜牧師)

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旧約聖書:レビ記 13:38~59


38 男あるいは女で、そのからだの皮膚に斑点、すなわち白い斑点があるとき、

39 祭司はこれを調べる。もしそのからだの皮膚にある斑点が淡い白色であるなら、これは皮膚に生じた湿疹で、彼はきよい。

40 男の髪の毛が抜け落ちるとき、それははげであって、彼はきよい。

41 もし顔の生えぎわから髪の毛が抜けても、それは額のはげであって、彼はきよい。

42 もしその頭のはげか額のはげに、赤みがかった白い部分があるなら、それは頭のはげに、あるいは額のはげに生じたツァラアトである。

43 祭司は彼を調べる。患部の腫れものが、頭のはげ、あるいは額のはげの部分で、からだの皮膚にあるツァラアトに見られるような、赤みがかった白色であれば、

44 彼はツァラアトに冒された者であって、この者は汚れている。祭司は彼を汚れていると必ず宣言する。その患部が頭にあるからである。

45 患部があるツァラアトに冒された者は自分の衣服を引き裂き、髪の毛を乱し、口ひげをおおって、『汚れている、汚れている』と叫ぶ。

46 その患部が彼にある間、その人は汚れたままである。彼は汚れているので、ひとりで住む。宿営の外が彼の住まいとなる。

47 衣服にツァラアトに冒された箇所が生じた場合は、羊毛の衣服でも、亜麻布の衣服でも、

48 亜麻または羊毛の織物でも、編物でも、皮でも、また皮で作ったいかなるものでも、

49 冒された箇所が緑がかっていたり赤みを帯びたりしているなら、衣服でも皮でも織物でも編物でも、またいかなる皮製品でも、それはツァラアトに冒された箇所である。それを祭司に見せる。

50 祭司はその箇所を調べる。そして、冒された箇所がある物を七日間隔離する。

51 七日目に彼は、冒された箇所がある物を調べる。それが衣服でも織物でも編物でも皮でも、また皮が何に用いられていても、それらに冒された箇所が広がっているとき、その箇所は悪性のツァラアトで、それは汚れている。

52 羊毛のものであれ亜麻のものであれ、衣服、あるいは織物でも編物でも、またいかなる皮製品でも、冒された箇所がある物は焼く。これは悪性のツァラアトであるから、火で焼かなければならない。

53 もし祭司が調べて、衣服、織物、編物、またいかなる皮製品でも、その箇所が広がっていなければ、

54 祭司は命じて、冒された箇所がある物を洗わせ、さらに七日間それを隔離する。

55 冒された箇所がある物が洗われてから、祭司がそれを調べて、もしその部分が変化したように見えないなら、その部分が広がっていなくても、それは汚れている。それは火で焼かなければならない。それが内側にあっても外側にあっても、それは腐食である。

56 しかし、もし祭司が調べて、冒された箇所が洗われた後に薄れていたら、彼はそれを衣服や皮や織物や編物から切り取る。

57 もし、その衣服、織物、編物、またいかなる皮製品でも、再びそれが現れたなら、それは再発である。冒された箇所のある物は火で焼かなければならない。

58 しかし、洗った衣服、織物、編物、またいかなる皮製品でも、冒された箇所がそれから消えていたら、もう一度これを洗う。こうして、それはきよくなる。」

59 以上は、羊毛または亜麻布の衣服、織物、編物、すべての皮製品の、ツァラアトに冒された箇所についてのおしえであり、それをきよい、あるいは汚れていると宣言するためである。