「神様の裁きを避ける生き方」 芹沢 幸子

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旧約聖書:エレミヤ書 48:1~13


48:1 モアブについて。イスラエルの神、万軍の主は、こう仰せられる。「ああ、悲しいかな、ネボ。これは荒らされた。キルヤタイムもはずかしめられ、攻め取られた。そのとりでは、はずかしめられて打ちのめされた。

48:2 もはやモアブの栄誉はない。ヘシュボンでは、これに悪事をたくらんでいる。『行って、あの国民を断ち滅ぼして無き者にしよう。』マデメンよ。おまえも黙る。剣がおまえのあとを追っている。」

48:3 聞け。ホロナイムからの悲鳴。「破壊だ。大破滅だ」と。

48:4 モアブは打ち破られた。その叫びはツォアルまで聞こえた。

48:5 ルヒテの坂を泣きながら嘆きが上る。敵はホロナイムの下り坂では、いたいたしい破滅の叫びを聞いた。

48:6 逃げて、おまえたちのいのちを救え。荒野の中の野ろばのようになれ。

48:7 おまえは自分の作った物や財宝に拠り頼んだので、おまえまで捕らえられ、ケモシュはその祭司や首長たちとともに、捕囚となって出て行く。

48:8 荒らす者がすべての町に入って来る。一つの町ものがれることができない。谷は滅びうせ、平地は根絶やしにされる。主が仰せられるからだ。

48:9 モアブに翼を与えて、飛び去らせよ。その町々は住む者もなくて荒れ果てる。

48:10 主のみわざをおろそかにする者は、のろわれよ。その剣をとどめて血を流さないようにする者は、のろわれよ。

48:11 モアブは若い時から安らかであった。彼はぶどう酒のかすの上にじっとたまっていて、器から器へあけられたこともなく、捕囚として連れて行かれたこともなかった。それゆえ、その味はそのまま残り、かおりも変わらなかった。

48:12 「それゆえ、見よ、その日が来る。──主の御告げ──その日、わたしは、彼に酒蔵の番人を送る。彼らはそれを器から移し、その器をあけ、そのつぼを砕く。

48:13 モアブは、ケモシュのために恥を見る。イスラエルの家が、彼らの拠り頼むベテルのために恥を見たように。」

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