「無関心はもうやめよう」 L.i.C.

テディはいつもいじめられている子どもでした。
ぼーっとしていて、近くに寄るとくさいにおいがしました。
誰も彼のそばに行こうとはしませんでした。
テストはいつも最下位でした。

ある日、トンプソン先生は、テディの生活記録を読みました。
彼は優しい子でしたが、3年生の時に母親を亡くし、その後父親が家出をしてしまいました。
叔母に育てられていましたが、虐待されている恐れがあったのです。
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「この人を見よ」 L.i.C.

ドイツのデュッセルドルフにある美術館に、一つの絵画がかけられていました。

そこには、いばらの冠を頭にかぶせられ、血を流して十字架にかけられているキリストの姿が描かれており、「エッケ・ホモ(この人を見よ)」というタイトルがつけられていました。

さらに、この絵の前には、ラテン語で次のような言葉が刻まれていました。
「我はこのことを汝のために為せり、汝は我がために何を為せしや」
この絵と言葉に大きな影響を受けた人物が2人います。
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「勝者の余裕」 L.i.C.

「イサクはそこから移って、ほかの井戸を掘った。その井戸については争いがなかったので、その名をレホボテと呼んだ。そして彼は言った。『今や、主は私たちに広い所を与えて、私たちがこの地でふえるようにしてくださった。』」 (聖書/創世記26:22)

当時の人々にとって、井戸はいのちの泉です。それがあれば、人が生活することができる貴重な財産です。
どこを掘っても井戸がでるわけではありません。
掘り当てるならば一攫千金状態です。
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