「なぜベツレヘム? パート1」 L.i.C

今週はイエス様がベツレヘムでお生まれになった3つの意味を見てみたいと思います。

ヘロデ王が大祭司と民の律法学者たちを集めて、
キリストがどこで誕生しますかと尋ねると、
彼らはベツレヘムと答えました。
この世の中に多くの町や都市がありますが、
神様はなぜイエス様をベツレヘムで誕生させたのでしょうか? 

ベツレヘムはエルサレムの南西約10km、標高777mの山岳地帯で
ハチの巣のように洞窟がある石灰岩の丘の斜面に位置しています。
まさにこの小さな町ベツレヘムにダビデの子孫である、
赤ちゃんイエス・キリストが誕生したのです。

イエス様の両親ヨセフとマリアは北ガリラヤのナザレに住んでいました。
ですから、彼らの子どもが生まれるならナザレで生まれるはずでした。
しかし、ヨセフとマリアはローマ皇帝アウグストの住民登録命令のために
仕方なくベツレヘムに向かって行くことになったのです。
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「人生を変えた一言」 L.i.C

フランスの作家アンドレ・ジイドをご存知でしょうか?

「狭き門」は良く知られていますが、彼の多くの著作の中に「放蕩息子の帰宅」、
「イザベル」や「一粒の麦もし死なずば」というキリスト教と関わりのある
タイトルを付けられているものもあります。

しかし、ジイドの少年時代は最悪でした。うそつきで人を騙す少年だったのです。
さらに、体は弱く病弱で、学校を3週間も続けて休んだりもしました。
その上、彼はあきれるほど臆病で、まったく劣等感のかたまりでした。

ある日、先生が生徒全員に詩を朗読させましたが、ジイドの番になりました。
すると、ジイドは感情を込めて素晴らしい朗読をしたのです。
その時、先生は彼をとても誉め、「君は将来、素晴らしく立派な作家になる」と言いました。
それ以後のジイドは友人からいじめを受けても、先生から誉められたことを心に刻み、
文学青年となる夢を持ち、その道を進んだのです。
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