「集める人生、ばらまく人生」 L.i.C

「受けるよりは与えるほうが幸いである」
この聖書のことばを読むと、作家の三浦綾子さんが「人間の価値を決めるものは、
その人が地上でどんなに集めたかではなく、どれだけ散らしたか、ばらまいたかである」
と語られたことを思い出します。
豊かな生活は集めることだと考えがちですが、実はそうではなく、与えることなのです。

篠原せつ先生は長い間、重症身障者施設でご主人とともに奉仕してこられました。
クリスマスにはマドレーヌを何百も焼かれるとのこと。
実に与える生活を実践しておられる方です。

篠原先生は、2歳の時に、ポリオ(脊髄性小児麻痺)にかかり、
右半身はだらりとなり、左足はひきずった姿で成長されました。
小学校3年頃、お母さんのすすめで日曜学校に通い出されました。
やがて、女学校に入学、思春期を迎え
「どうしても神様は平等に思えないから抗議する意味で自殺する」とまで思いつめたのです。
そんな時、聖日礼拝の帰り道、「わたしが、あなたを造った」との神の声が聞こえたのです。
こうして20歳の時に、造り主なる神を信じ、洗礼を受けられました。
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「神様の法則」 L.i.C

>パレスチナには、二つの大きな湖があります。
一つはガリラヤ湖で、地中海海面下212メートルにある淡水湖です。
丘陵の緑が青い水面に映え、パレスチナで最も美しい景観です。
春には華やかに色づいた斜面が美しく輝き、遠くヘルモン山の白雪が見えます。
そして何よりも、淡水魚の宝庫で、一説によると 153匹の魚がいると言われます。

もう一つの湖は、塩の海、別名は死海です。
この湖の水面は地中海海面より約396メートルも低く、世界で一番低い水面です。
ヨルダン川から注ぐ水が死海に入ると、
水分の蒸発が激しい上に流れ出る川がないので、塩分だけが残ります。
そして周辺には草も木も育たず、ただ岩塩の山と荒れ地だけです。
湖の中には、魚は一匹も生息できず、文字通り塩の海、死の海なのです。

ガリラヤ湖と死海の違いは何でしょうか?
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「ストレスに倒れない方法」 L.i.C

なぜ人はストレスを感じるのでしょうか?
私たちは人生の中で様々な苦しみや試練に出会います。
それに対して、ひどく恐れ、失望落胆するとき、
それが私たちにとってストレスとなります。

聖書に出てくるヨブはこう言っています。
「私の最も恐れたものが,私を襲い,私のおびえたものが,
私の身にふりかかったからだ」(ヨブ記3:25)。
事実、彼はひどい病にかかりました。
しかし、それは偶然ではありませんでした。
普段からそのような病が降りかかるかもしれないと非常に恐れ、
おびえ、精神的に大きなストレスを受けていたからです。

心配が不安になって、ついには病になってしまうのです。
胃潰瘍になり、不安神経症になり、眠れず、倒れてしまうのです。
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