「あきらめない力」 L.i.C

<30代の若い女医さんがいましたが、
体の節々に激痛を感じるようになり、悪化する一方でした。
膝の手術をしたのですが、かえってひどくなり、
杖に寄りかかって歩くような状態でした。

実は彼女のお父様も20歳代前半に、全く同じ病気を発症し、
43歳の若さで亡くなってしまったのです。
お祖母様も全く同じ病気によって下半身不随で一生を終えました。
ですから、これは遺伝的に避けられない運命のように思えました。
同じ病気の彼女にとって、嘆くことは容易なことでした。

しかし、彼女はそうしませんでした。逆に彼女は心でこう宣言していました。
「私は立ち上がります!
そして自分の人生に用意されているものはすべて受け取ります!」と。
そして、祈り始めました。毎日毎日信じ続け「私は毎日、どんどん回復していく。
「神様は私の健康を回復させてくださる。
私は生きる。決して死なない!」と宣言し続けたのです!

こうして3年の月日が流れました。しかし、良くなる兆候は見えませんでした。
でも彼女はめげませんでした。なおも、信じ続けたのです。
そうしたある日のことです。
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「私を遣わしてください!」 L.i.C

それは1870年のことでした。青年ウィリアム・ブース先生が、夜の集会を終え、
東ロンドンの裏街まできたときのことでした。
薄暗い道路に、酒に酔いつぶれて倒れてしまっている人たちがたくさんいます。
また、暴力団同士のけんかが始まりました。
ブース先生はこぶしを固く握りしめ、涙を流しながら、

「イエス様、なんというすごいありさまでしょう。
まるで地獄です。この人たちはイエス様を知らないのです。
どうぞ、私をこの地のためにお遣わしください」とお祈りしました。

牧師先生たちが大勢集まったときに、ブース先生は立ち上がると、
「みなさん、私を東のロンドンのみだれている、汚れた町に遣わしてください」と言いました。
牧師先生たちは驚いて、互いに顔を見合わせていました。
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「ビリーグラハムの迷い」 L.i.C

20世紀最大の伝道者ビリー・グラハムが30歳になった時、
多くの人々を主のもとに導く世界的なリバイバリストになりました。

ある日、そんな彼の心の中に疑いが生じました。
「聖書は本当に神様のことばなのか?聖書を完全に信じることができるだろうか?」と。
すると彼の心はひどく動揺し、未来に対する大きな不安に襲われました。
世界的な伝道者であるにもかかわらず、聖書を疑い始めたからです。

それで一冊の聖書を持ってカルフォルニアの山の中に入って行って、
神様の御前にひざまずいて聖書を読み、黙想しました。そして、切に祈りました。
「神様、聖書を信じれるようにしてください!」と。
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