「家族に感謝の言葉を伝えよう」 L.i.C

31歳のある女性が、インターネットに「ある末期がん患者の話」という文を載せた。

夫と5歳になる息子がいるこの女性は今、 限られた人生を送っている。

彼女は一日を一生のように大切に生き、

インターネットに哀しく切ない心情を載せている。

女性の文章は、今の時代を生きる家族に大切なことを教えている。

「私の強い願いは、息子の小学校入学式まで生きることです。

息子が私の顔を覚えていてくれるから。

今は、情が移らないように息子にわざと冷たく接しています。

息子との別れの時間がだんだんと近づいているから。

出勤する夫の後ろ姿を見送りながら、とめどなく涙が流れます」
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「数じゃない」 L.i.C

キリスト教の力は「数」にあるのではありません。

キリスト教の力は「信仰を握った少数」「生命力ある少数」

アーノルド・トインビーの表現を借りると「創造的な少数」にかかっているのです。

信仰を握った一人は、数千人、数万人にもできないことをゆうゆうとやってのけるのです。

信仰教育とは何でしょうか。

このように信仰を握って生きる、力あふれる一人を生み出すことです。
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「クワイ河収容所の奇跡」 L.i.C

第二次世界大戦中のタイで起こった実話です。
東南アジアで数万人のイギリス兵が日本軍の捕虜となり、
毎日35℃以上の熱帯雨林の中で、
クワイ河にかかる鉄橋を作らなければならいという、
過酷な強制労働が続きました。

弱った捕虜たちが毎日のように死んで行き、
極限状態の収容所生活の中で、捕虜たちは次々とモラルを失い、
自分が生きていくためには他人はどうなってもいい、
というような考え方に堕ちていきます。

しかし、このような極限状態の中で、
数人の捕虜たちの自己犠牲的な行為が
収容所全体の雰囲気を全く変えました。

ある日の労働が終わり、工事用具の確認が行われて帰ろうとすると、
日本軍の捕虜監視兵が、シャベルが一本足りないと言い出したのです。
盗んだ者は一歩前に出てきて罰を受けろと命令しましたが、
誰一人動きませんでした。
「全員死ね!全員死ね!」と逆上した彼は、
捕虜たちを一通り眺めたうえで左端の者から射殺しようとしました。
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