「イエス様を見上げて」 L.i.C

内村鑑三は、23歳の時渡米し、
アメリカでキリストの伝道者になることを決心しました。
新島襄の勧めで、彼は、アマースト大学のシーリー先生にお世話になることになりました。

ある時、シーリー先生は、
彼を呼び出して、彼の抱えている悩みについてたずねました。
内村は、何年も前からあることで悩んでいました。

彼は、講演で神の愛を説教しながらも、
通っている教会の冷たい人間関係を苦々しく思ったり、
街でスリにあって憤慨したり、
心の中がちっともきよくないことで自分を責めていたのです。

内村は、聖書を読んでも、祈ってもきよくなれないと、シーリー先生に打ち明けました。

シーリー先生は、言いました。

「もし、鉢植えの花の成長を見たいために、
水をやってから毎日根を掘り返したら、花はどうなるかな?」

内村は、「枯れてしまいます」と答えました。
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「イエス様の救い」 L.i.C

儒教と仏教、キリスト教の救いを比較する有名な話があります。
ある人が井戸に落ちておぼれていました。

彼が苦しみもがいていたとき、ちょうどそこに孔子が通りかかりました。
孔子は彼に向って、正しい道、道徳を教えました。

また次に通りかかった釈迦は網を降ろし、
何とかして上って来るよう、自力救済の道を説きました。

しかしキリストは自ら深い井戸の底にまで降りて行き、その人を抱え上げて来たのでした。

今まさにおぼれている人にとって必要なのは、
善悪の知識でも叱咤(しった)激励でもなく、犠牲を伴う完全な愛の救いです。
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「絶望の中のみことばの力」 L.i.C

1960年代から70年代、アメリカの宇宙計画は次々と実現されていきました。
そんな中、アポロ13号の打ち上げ55時間後、
地球から33万キロメートル離れた場所で、酸素タンクが爆発し、
宇宙船内の大半の酸素が失われてしまいました。
酸素が失われ、電気が切れれば、宇宙船誘導装置が止まり、
永遠のかなたに飛んでいってしまうのです。
乗っている宇宙飛行士たちの死は確実という重大事態です。

アメリカ宇宙航空局(NASA)は半ば諦め、
当時のリチャード・ニクソン大統領は殉職声明文を準備しました。
しかし、このような絶体絶命の危機に遭遇したとき、
乗り組んでいた3人の宇宙飛行士たちはどうしたのでしょうか?

彼らは死の恐怖におののき、ただ手をこまねいて、
地球からの希望の無い支援を待っていたのでしょうか?
いや、そうではありませんでした。
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「テロ行為をなくす方法」 L.i.C

インドネシアにジェマ・イスラエルというイスラム武装団体がありました。
彼らは900名の武装団体で、かつて観光地のバリ島で爆弾テロ事件を起こしました。
彼らは船が通る運河に爆弾を仕掛け、100名を殺害しました。

しかし、今この2つの組織が聖書の原理によって崩壊したのです。
一体どうしてでしょうか?
テロリストを逮捕後、インドネシアとフィリピン政府が
彼らをとてもよくもてなし、人格的に扱ったからです。
テロで逮捕されたらその家族の生活は大変です。

そこで、インドネシアとフィリピン政府は
テロ犯罪者たちの家庭に生活費を送ったのです。
そして逮捕された彼らに、毎日、家に電話させました。
すると、奥さんや子供たちが電話口に出ます。
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「私は誰」 L.i.C

クリスチャンとは、一体どういう人のことを言うのでしょうか。
特にクリスチャンでない人から見れば、中には宗教嫌いな人もいる訳ですから、
好意的なものに限らず、無理解なものや、
誤解やピントボケしたものまで、実に様々な見解が存在するでしょう。
では、実際クリスチャンである方はどのように答えるでしょうか。

「わたしはぶどうの木で、あなたがたは枝です。
人がわたしにとどまり、わたしもその人の中にとどまっているなら、
そういう人は多くの実を結びます。
わたしを離れては、あなたがたは何もすることができないからです。」
〈ヨハネ15:5)
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