「言葉は心を表す」 L.i.C

口から出るもの、それは言葉ですよね。
そして言葉は心を表します。

口から出まかせを言う人がいますが、
そのような言葉には一貫性がありませんから、
よく聞くとすぐに見破ることができます。
心にもないことを言う人もいますが、
よくよく聞いてみれば空々しいと感じます。
心を無視して出た言葉はすぐにわかるのです。
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「途方もない罪人でさえ」 L.i.C

有名な讃美「アメイジング・クレイス」を作詞したジョン・ニュートンの話です。
彼は、熱心なクリスチャンだった母親が亡くなった後、船乗りとなり、
酒に溺れ、やがて奴隷船の船員となってしまいました。
彼は奴隷船から奴隷船へと渡り歩き、とうとう奴隷船の船長となりました。

そんなある時、彼はアフリカからイギリスへの帰路の途中で大嵐に遭い、
船が難破寸前の状態になりました。
その時、彼は母親が亡くなってから初めて神様に祈ったのです。
「神様、あなたが本当におられるなら私を助けてください。
私の生涯をすべてあなたにおささげします」

必死に祈っていると、次第に嵐が去り、
彼は無事に岸にたどりつくことができました。
この経験の後、彼は奴隷船の船長をやめ、クリスチャンとなって、
祈った通り、神様に人生をささげたのです。
彼は39歳で英国国教会の牧師となり、
このアメイジング・グレイスを作詞しました。
この讃美は、奴隷船の船長だったような救いようのない自分を、
罪の中から引き上げてくださった驚くべき神様の恵みを歌っているのです。
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「正しいこと以上の何かを」 L.i.C

ウォッチマン・ニーのメッセージに、このような話があります。

中国の2人の農夫が、棚田(傾斜を利用して段々に作られた田んぼ)の隣同士でした。

干ばつの際、1人の農夫が水車で水を苦労してくみ上げて田んぼに引き入れると、
夜のうちに下の田んぼの農夫が境界の土手を壊して、
自分の田んぼに水を引き入れてしまいます。
そのため、上の田んぼはカラカラです。
土手を直しても、また壊されてしまい、水を奪われてしまいます。

上の田んぼの農夫はとうとう耐えきれなくなって、友人に相談しました。
「私は忍耐強くあろうと努力し、仕返しをしないように努めているけれど、
それは正しいのでしょうか」
すると友人は祈ってこう答えました。
「もし正しいことをしようと努めているだけなら、
私たちはあわれなクリスチャンです。
私たちは、正しいこと以上の何かをしなければなりません」
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「格安、世界旅行」 L.i.C

この世にはさまざまな種類の旅があります。
今日は、一番安価で、誰でも行ける世界旅行を紹介します。

それは、祈りの世界旅行です。
これほど祝福された旅はないでしょう。

『土の中のダイヤモンド』の著者であり、
映画『Alone Yet Not Alone』(一人でも独りじゃない)のサウンドトラックの
ボーカルを務めたジョニー・エレクソン・タダは、
ベッドの上が一番よく祈ることができると言いました。

彼女の体は麻痺していて、
いつも夕方になると横にならなければなりませんでした。
ときどき友人が来て、ベッドの端に座って彼女と共に祈りました。
彼女は本の中でこのように書いています。
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「自分を映す鏡」 L.i.C

イギリスの作家であるウィリアム・メイク ピース・サッカレーは、
このような言葉を残しています。
「世間は鏡だ。その人が考えていることを正確に反映して投げ返す」

つまり、自分が考えている通りのことを、
世の中が自分に行うということです。
裏を返せば、世間に対して持っているイメージは、
そのまま自分のイメージだということになります。

もし「世の中はごまかしばかりだ」と思っているなら、
もしかすると自分自身がごまかしているのかもしれません。
高慢な人ばかりが目に留まるなら、自分が高慢なのかもしれません。
神様も、イスラエルの民にこう言われました。
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