「石に文句を言わないで」 L.i.c.

昔、ある王様が非常に大きな石を道の真ん中に転がしておいて、人々がどうするか見ようと隠れていました。
多くの人が通り過ぎましたが、みな文句を言い、ぼやくばかりで、何もしようとはしませんでした。
ところがそこに、リヤカーに野菜を積んだ一人の農夫が、市場に行こうと通りかかりました。
農夫はその大きな石を、文句も言わずに、ただ黙ってどかしました。
するとその石を取り除いた場所に、大金を入れた袋が置かれていました。
そこにはこう書かれていました。
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「笑わないとやってられない」 L.i.c.

「聖書は神が人間に賜った最高のプレゼントである。人間にとってすべての望ましいものは聖書にある」
こう言って、生涯熱心に聖書を読んで祈り続けたのは、アメリカの奴隷解放を実現した、リンカーン大統領です。
南北戦争の真っ最中、特に北軍側が不利な時に、リンカーン大統領はよくジョークを言って将軍たちを笑わせたそうです。
「この重大な時期に冗談など言って笑うのは、不謹慎ではありませんか」
と批判する部下に、リンカーン大統領はこう答えました。
「事態が深刻であればあるほど、緊張をほぐすために、笑いが必要なのだ。私は緊張のあまり死にそうなのだ」
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「ドングリを植えよう」 L.i.c.

『木を植えた人』(ジャン・ジオノ作)という本があります。
作家が一人旅をして、フランス南東部の無人の丘陵遅滞にたどりつきました。
そこで、一人の無口な羊飼いに出会いました。
彼は毎日、100個のドングリを荒れ果てた山に植えていたのです。
鉄棒を地面に突き刺し、穴を掘り、ドングリを一個入れて穴をふさぐ。
こうして彼は、カシの木の種を100個ずつ播いていきました。
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「平和は身近なところから」 L.i.C.

1972年、ノーベル平和賞を受賞したマザーテレサのことは、皆さんよくご存じだと思います。
彼女はカルカッタで貧しい人たちのために働き、その姿に感銘を受けて、たくさんの人々がマザーテレサと一緒に働きたいとやってきました。

しかし、彼女はたびたび、人々にこう語りました。

「愛はまず手近なところから始まります」
「愛は家庭から始まります」
「平和はほほえみから始まります。1日5回、あなたが本当は笑顔を見せたくない人にほほえみかけなさい。それを平和のためにするのです」
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「信じてることをつらぬきましょう」 L.i.C.

「まことに、主は公義を愛し、ご自身の聖徒を見捨てられない。彼らは永遠に保たれるが、悪者どもの子孫は断ち切られる。」(聖書/詩篇37:28)

コンスタンティヌス皇帝が王位に着くときの話です。
彼が王様になるとき、宮殿には多くのキリスト者が公職にありました。
コンスタンテイヌスはとてもきびしい命令を出し、すべての公職者たちはキリスト教を捨てるか、公職を捨てるかのどちらかを選ぶようにしました。
王は、キリスト者たちがキリスト教を捨てると思いました。
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