「正しい恐れ」 L.i.C

アフリカでは、ライオンとシマウマが共存しています。
腹をすかせたライオンがシマウマを狙うと、
シマウマは逃げますが、また近くで共存を始めます。
ライオンの手の届かないところに逃げればいいものを、
シマウマがそうしないのは、恐怖心が一過性だからです。

ところが、人間は昔から飢えに備えて食料の貯蔵を考えます。
飢えに対する恐怖心がそれを促すのです。
しかし、いたずらな恐怖心は人間を消極的にしてしまいます。

「恐怖は恐怖に対する恐怖しかない」という有名な言葉があります。
つまり、恐怖には実体がないので、
あまり恐れてはいけないということです。
むしろ、私たちは正しく恐れる必要があります。
それは、恐れるに値するもののみを恐れることです。
聖書にはこう書いてあります。
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