スコットランドのある教会でのことです。
主日礼拝後、牧師と話し合うために長老さんたちが集まりました。
全員が集まってから、一人の長老が代表として、牧師に辞任してほしいと申し出ました。
彼らは、その牧師がすべての働きを担当するには、あまりにも高齢だと思い、
自分たちの結論が正しいことを立証するために、この一年間の牧師の働きを調べ上げました。
牧師はたった一人の少年を救いに導いただけでした。
長老たちが帰った後、牧師は教会の庭に出て、何も言えずうなだれていました。
その時、後ろからだれかがひじにさわるので振り向いてみると、
自分が導いた少年が立っていました。
「おお、ロベルト。どうかしたのかい。」
「はい、先生。私は救われてからずっと、宣教師になりたいと思っていました。
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