「希望を胸に」 L.i.C

ユダヤ人であったビクトール・フランクルは、
ナチスによって妻子も両親も殺されてしまいました。
それだけでなく、自分も収容所に入れられ、持ち物をすべて奪われ、
裸にされ、結婚指輪さえも奪われてしまいました。

しかし彼は、心の中でこう宣言しました。
「あなたたちは私から妻を奪い、子どもたちを奪うことができるかもしれない。
私から服を取り上げ、体の自由を奪うこともできるだろう。
しかし、私の身に降りかかってくることに対して、
私がどう反応するかを決める自由は、誰も私から取り除くことはできないのだ」

彼はその宣言通り、収容所の中でも希望を失わず、
生きてそこから出ることができました。
そして、収容所から出ることのできた人は皆、
何かしらの希望を持ち続けた人だったのです。
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