「失敗から生まれたこと」 L.i.C

1950年のことです。
アメリカの事業家フランク・マクナマラ氏は、大切なお客さんたちを招待して、
ニューヨークのレストランで盛大なパーティを開きました。
豪華な食卓に招かれたお客さんたちはこのパーティを心から楽しみました。

ところが、何と言うことでしょうか?
ポケットを見ると、財布を持って来るのを忘れたのです!
一銭もお金がありません!!
レストランを貸し切って、支払えないことがわかったレストランのオーナーは、
誰も出られないよう店に鍵をかけてしまいました。

するとお客さんたちは
「私たちをこのように招待しておきながら一銭も持っていないとは何ごとだ!」
と悪口を言って、非難しました。
こうして、マクナマラ氏は人々から後ろ指を差され、
まるで完全に失敗者になったかのようでした。
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