「憎しみから赦しへ」 L.i.C.

明治16年、群馬県前橋市で、大火事が起こりました。
その時、4人の男たちが「住吉屋が火元である」と警察に証言しました。

住吉屋の主人宮内文作さんは、「自分は家にいたから出火していない」と答えましたが、警察は信じてくれません。
幸い、女の子の証言によって有罪を免れたものの、うわさを信じる町の人々によって、町を追われてしまったのです。
宮内さんの心は収まりません。
「あの4人のために、人生はめちゃくちゃになった」と憎しみと恨みでいっぱいでした。
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