「無音の曲」 L.i.C

アメリカのジョン・ケージという作曲家が、前代未聞のピアノ曲を作曲しました。
ピアニストもオーケストラも、四分三十三秒の間、何もしないで静かにしているのです。
題して「四分三十三秒」。
そして、なんとこの曲を収めた(?)無音のレコードが、アメリカを中心として結構なヒットとなり、バーなどに置いてあるジュークボックスでも、たくさんの人がお金を払ってこの曲をリクエストしたとか。

私たちは、知らない間に様々な騒音や情報の波に翻弄され、疲れ切ってしまっています。
だからこそ、せめて無音のレコードを聴いて、その間は騒音や情報の嵐から解放されたいと願っているのでしょう。
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