「どこまでも信じる」 L.i.C

「きょうあっても、あすは炉に投げ込まれる野の草さえ、神はこれほどに装ってくださるのだから、

ましてあなたがたに、よくしてくださらないわけがありましょうか。」(聖書/マタイ6:30)

アレキサンダー大王には、すべての戦闘に付き添う名医がいました。

その医者をねたんだある者が、彼を亡き者にしようとしました。

それで、その者はアレキサンダー大王に

「その医者が大王の飲む杯に毒薬を入れる計画を立てている」という偽りの密告をしました。

そうすれば、大王が医者を直ちに処刑すると思ったのです。

しかし、手紙を受け取った大王は、次の朝、何とその手紙を多くの人々の前で読み上げました。
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「森の中で」 L.i.C

ウガンダは1970年代、独裁政治を敷いたイディ・アミン大統領により、30万人以上が虐殺されました。

教会は閉じられ、出入りができなくなりました。エイズもものすごい勢いで広がっていきました。

そのような中、ある老女が牧師に杖を向けながら「あなたの神は生きているのか」と問いました。

その言葉にチャレンジを受けた大勢のクリスチャンが、大統領の目を避け、森の中で祈り始めました。

「私たちは神に出会うまで祈り続ける。もし死ぬとしても、求め続けて死んだ方が良い」

するとある時から、クリスチャンたちの上に、神様の臨在の雲が降りるようになりました。

そして、ものすごい勢いで人が救われ、病がいやされ、社会が変わり始めたのです。

2週間で7名の信徒が、2000名へと急成長した教会もありました。

さらに不思議なことが起き始めたのです。
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「仕えることの美しさ」 L.i.C

戦国時代、細川家と親戚筋に当たる清原頼賢(よりかた)の息女佳代は
大そう美しい気品あふれる女性でした。
13歳頃にはすでにキリスト教の信仰を持ち、
山に行っては捨て子を拾って育てていました。
明智光秀の息女玉子が細川家に嫁入りしたとき、
旅の途中で一泊した清原邸で玉子を迎えたのが佳代でした。
人目会ったその時、ふたりは響き合うものを感じたのです。

その夜玉子の侍女おつなが熱を出してしまいまい、
代わりに玉子のお伴をしようと佳代が買って出たのです。
佳代は公家の育ちでありながら侍女の役目を申し出ました。
彼女は、大名と結婚して富を楽しむより、玉子に一生仕えることを望んだのです。
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