宮崎で小学校教師をしていた石井十次は、ジョージ・ミュラーの話に感化され、自分も孤児救済を志しました。ところが孤児院経営には、何よりも経済問題が壁となって立ちはだかりました。
そこで全国を巡って、孤児教育会の会員を募集して歩きました。1年間で約1000人の会員と当時の価格で350円の募金を得ました。
しかし彼は、この方法がジョージ・ミュラーの「神のみ信頼する」というやり方に矛盾していることを日に日に感じるようになりました。そして「人に頼るのはやめ、神にのみ信頼する」と決心し、祈りの犠牲をささげることを表明しました。
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