「わたしを運んでくださる方」 L.i.C.

ヘンリー・ムアハウスという人には一人の娘がいました。
娘は小児マヒで、車イスを使っていました。

ある日、ムアハウスは背負わなければならない仕事のために、難しい気持ちになりながらも、妻へのプレゼントを持って帰宅しました。
「お母さんはどこにいるの?」と娘に聞くと、「お2階よ。その包み、ママにもっていくんでしょ? 私に持って行かせて」
ムアハウスはついうっかり、「だっておまえは持っていけないじゃないか」と言ってしまいました。
すると娘は「私が包みを持って、お父さんが私を2階のママのところへ連れて行ってくれればいいのよ」と言いました
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