「憎しみから赦しへ」 L.i.C.

明治16年、群馬県前橋市で、大火事が起こりました。
その時、4人の男たちが「住吉屋が火元である」と警察に証言しました。

住吉屋の主人宮内文作さんは、「自分は家にいたから出火していない」と答えましたが、警察は信じてくれません。
幸い、女の子の証言によって有罪を免れたものの、うわさを信じる町の人々によって、町を追われてしまったのです。
宮内さんの心は収まりません。
「あの4人のために、人生はめちゃくちゃになった」と憎しみと恨みでいっぱいでした。
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「聞かれない祈り」 L.i.C.

イ・ヒドン博士は、アジア系の人としては最初に世界貿易センター協会の副総裁になりました。
彼は2001年の9. 11テロの当時、いつも通り自宅のワシントンからニューヨークまで飛行機に乗ろうとしました。

しかし、突然コーヒーが飲みたくなって、コーヒーを買いに行くと、彼の奥さんの言葉を思い出しました。
彼が家を出る前に「高血圧の人には良くないから、コーヒーを飲まないでください!」と言っていたのです。
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「重荷の理由」 L.i.C.

ある宣教師がアフリカに宣教に行き、原住民たちと共に川を渡ることになりました。
すると原住民たちは、大きな石を宣教師の胸に抱かせたのです。
そして、自分たちも大きな石を頭の上に載せたり、胸に抱いて一緒に川を渡ったのです。
宣教師はその理由が分からないまま、彼らにされるがまま、ついて行きました。
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