「集める人生、ばらまく人生」 L.i.C

「受けるよりは与えるほうが幸いである」
この聖書のことばを読むと、作家の三浦綾子さんが「人間の価値を決めるものは、
その人が地上でどんなに集めたかではなく、どれだけ散らしたか、ばらまいたかである」
と語られたことを思い出します。
豊かな生活は集めることだと考えがちですが、実はそうではなく、与えることなのです。

篠原せつ先生は長い間、重症身障者施設でご主人とともに奉仕してこられました。
クリスマスにはマドレーヌを何百も焼かれるとのこと。
実に与える生活を実践しておられる方です。

篠原先生は、2歳の時に、ポリオ(脊髄性小児麻痺)にかかり、
右半身はだらりとなり、左足はひきずった姿で成長されました。
小学校3年頃、お母さんのすすめで日曜学校に通い出されました。
やがて、女学校に入学、思春期を迎え
「どうしても神様は平等に思えないから抗議する意味で自殺する」とまで思いつめたのです。
そんな時、聖日礼拝の帰り道、「わたしが、あなたを造った」との神の声が聞こえたのです。
こうして20歳の時に、造り主なる神を信じ、洗礼を受けられました。
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