自分が正しく、相手が間違っていると思う時、相手をただしたくなるものです。
ですが、誰もが経験するように、人を変えるのは大変難しいことです。
夫婦や親子の間ではとても多いのですが、人を変えることは出来るでしょうか。
相手に「素直になりなさい」と言うのは上手い方法ではありません。
相手は非難されたと受け取るからです。
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「心が離れないために」 山形 浩之(釧路キリスト福音館)
「泣くより喜べ」 L.i.C
泣く者といっしょに泣くのは、それほど難しいことではありません。
同情や憐みの心は持ちやすいのです。
難しいのは、喜ぶ者と共に喜ぶことです。
他人の幸福に対しては、妬む心を私たちは持っているからです。
自分より先に出世した同僚、自分は落ちて、友人は志望校に入学できた。
素直に喜ぶには、複雑に気持ちでしょう。私たちは人を妬む、嫉妬する心があります。
「自分の方がすぐれている」という、うぬぼれや、思い上がりが妬みとなるのです。
喜ぶ者と一緒に喜ぶとは、他人の祝福だけを意味するものではありません。
喜ぶ人を祝福する心が、自分をも祝福しているのです。
人を妬むことは、自分の心の中にある自分の望みも否定することになるのです。
「喜ぶ者といっしょに喜び、泣く者といっしょに泣きなさい。」〈ローマ12:15)
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「変わらない父の約束」 栗原 肇
「栗の木に柿は育たない」 L.i.C
豊かな人は豊かな種をまき、貧しい人は貧しい種をまくという言う人があります。
豊かや貧しさは、経済的なことだけをさしているのではありません。
どんな種をまくかが問題なのです。
柿が食べたいのに、栗の木を育てて、栗の木に「なぜ柿を実らせない」と
文句を言っても意味がないですよね。
実は人生においてもそんなバカなことをしている人は多いのです。
たとえば占いに頼る人は、自分の考え方という種を持たないで、
占い師という他人に運命を預けてしまっています。
運命とはあらかじめ決まっているのではなく、自分がまく種の結果なのです。
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