「助けの御手に守られて」 L.i.C

インドネシアのジャングルにある小さな町から、
さらに150キロも離れた村に、一人の宣教師がいました。
彼は毎月一回、巡回伝道に出かけていました。

オートバイで行くその道は、途中から原生林を切り開いただけの、
赤土のでこぼこ道になっていました。

川を渡るときは小さな渡し船にオートバイごと乗り込み、
向こう岸に着くとまた一路赤土の道を走り続け、
お尻が痛くなった頃、ようやく目的地に着くという状況でした。

いつものように巡回伝道に行った帰りのことです。
スコールに遭い、雨がやむのを待って、
気をつけながらゆっくりとオートバイを進めました。
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