「神様は生きている」 L.i.C

宗教改革者として有名なマルチン・ルターの話です。

彼は、1519年10月31日ウィッテンベルグ教会の扉に
95ヵ条の言葉を書いて貼り出した勇敢な修道士でした。
当時、ルターを毛虫のように嫌って
「ルターこそ、神に背く、恐ろしい男だ」と迫害する人もたくさんいたのです。

ですからルターは、一晩中考え込んだり、祈ったりしていました。
すっかり疲れ、目がくぼんでしまいました。

ある日のことです。
その日も、一晩中考え込んで、とうとう朝になりました。
その時、突然ドアをノックする音が聞こえました。
そしてルターの奥さんが部屋に入って来ました。
見ると喪服を着ているではありませんか。
驚いたルターは、「だれか死んだのかい?」と聞きました。

「はい」
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